GOTALの製品情報

GOTAL 製品情報 チェーンディグリーザーの素

汚れたチェーンと綺麗にメンテされたチェーンでは実走で10W近い差が生まれると言われています。しかも、11S・12Sのチェーンは適切にメンテされていないと極端に寿命が短くなってしまいます。「本来であればライド毎に洗浄・給油したいけど...」「室内メンテで汚れるのは嫌だ...」「ディグリーザーのコストも気になる...」そんな方におすすめなのが ”チェーンディグリーザーの素” 。

タッパーやシリコンバックに250CCのお湯に付属のスプーン1杯の”チェーンディグリーザーの素”を溶かし、チェーンやスプロケット、プーリーなどを入れ左右に振れば、アルカリ基材とお湯の力で、鉱物油、エステル、合成油、ワックス系など様々な油分を、素早く強力に洗浄(廃液は下水に流してください)。

約30回分(8.5L)の大容量でありながら、特殊配合の成分はアルミやテフロンコートへも対応(アルマイトや塗装面は変色する場合がございます。目立たない部分でテストしてご使用ください)。洗浄力とコストを両立したいという方にお勧めのディグリーザーです。


商品の特徴

経済的

付属のスプーン一杯で250ccのディグリーザーが作れます。8.5L分の大容量。

室内メンテに最適

チェーン、スプロケット、プーリ等をタッパー等に入れて洗浄。周囲を汚さず洗浄。

チェーンを傷めない

水素脆化を起こさない、特殊成分。テフロンやアルミの強度も低下させません。

様々な基油に対応

WAXタイプからエステル、脂肪酸、鉱物油まで様々なオイルを強力洗浄・脱脂。

廃液の処理が簡単

鉄粉などを取り除けば、廃液は薄めながら下水に流すことができます

遠征に便利

粉末タイプなので航空機への持ち込みが可能。遠征にご利用いただけます。


使用方法

ご注意 チェーンの初期グリースが残った状態で洗浄される方へ

新品状態から一度も洗浄せずにお使いの場合、チェーンの生産時に封入された初期グリースが残っています。この初期グリースは大変強く、一度の洗浄では落ちきれず、ルブを塗布した際に、内部で摩耗した鉄粉とともに外部へ出てくる場合がございます。

この場合は、再度洗浄していただくことで、内部に残ったグリースと鉄粉が除去されます。新品状態から一度も洗浄せずにお使いの場合はご注意ください。


チェーンを外した場合の洗浄方法 ※チェーン1本あたり250ccの洗浄液をお使いください

  • 食品保存コンテナやシリコンバッグに80℃の250ccのお湯を入れ、付属スプーン1杯の洗浄剤を投入します。
  • チェーンを入れ、蓋をせずに2分待ちます。※炭酸ガスが発生します。
  • 蓋を閉め、左右に振りながら洗浄します。※保護手袋を装着して、火傷に注意して作業してください。
  • 水を入れ替え、蓋を閉めて左右に振りながらすすぎます。※水が透明になるまで繰り返してください。
  • 最後にお湯で濯ぐと乾燥時間が短くなります。
  • 乾燥させルブ等を塗布してください。※洗剤分が残るとルブを分解します。

チェーン洗浄機を使用した洗浄方法  ※チェーン1本あたり250ccの洗浄液をお使いください

  • 計量カップなどに80℃の250ccのお湯を入れ、付属スプーン1杯の洗浄剤を投入しよく溶かします。
  • チェーン洗浄機に作った洗浄液を入れ、チェーン洗浄機を回して洗浄します。
  • 汚れた洗浄剤を捨て、残りの洗浄液をチェーン洗浄機に入れ再度洗浄します※洗浄液がなくなるまで繰り返します。
  • 洗浄液を水に入れ替え、チェーン洗浄機を回してすすぎます。※水が透明になるまで繰り返してください。
  • 最後にお湯で濯ぐと乾燥時間が短くなります。
  • 乾燥させルブ等を塗布してください。※洗剤分が残るとルブを分解します。

スプロケットの洗浄方法  ※スプロケット1セットあたり250ccの洗浄液をお使いください

  • 食品保存コンテナやシリコンバッグに60℃の250ccのお湯を入れ、付属スプーン半分の洗浄剤を投入します。
  • スプロケットやプーリーを入れ、蓋をせずに2分待ちます。※炭酸ガスが発生します。
  • 蓋を閉め、左右に振りながら洗浄します。※保護手袋を装着して、火傷に注意して作業してください。
    スプロケットのスパイダー部分がアルマイト処理の場合、スプロケットの歯が当たり傷をつける場合があります。
    スプロケットの重ね方に注意し、優しく洗浄してください。
  • 水を入れ替え、蓋を閉めて左右に振りながらすすぎます。※水が透明になるまで繰り返してください。
  • 最後にお湯で濯ぐと乾燥時間が短くなります。
  • 乾燥させルブ等を塗布してください。※洗剤分が残るとルブを分解します。

スプロケットのスパイダー部分に使われているADC材などのダイキャスト用アルミ材は非常に腐食しやすく、表面のアルマイトも非常に脆弱です。必ず目立たないところでテストしてお使いください。


フレームの洗浄方法  調理用の計量スプーンがあると便利です

  • 計量カップなどに40℃の125ccのお湯を入れ、調理用計量スプーン 小さじ1/2の洗浄剤を投入しよく溶かします。
  • 刷毛でフレームに塗布します。
  • 濡れた雑巾で拭くか、水で流します。
  • 雑巾やウェスなどで拭きあげます。

ブレーキパッド・ブレーキディスクの脱脂洗浄方法 1セットあたり250ccの洗浄液をお使いください

  • 計量カップなどに80℃の250ccのお湯を入れ、付属スプーン1杯の洗浄剤を投入しよく溶かします。
  • カップなどにブレーキパッドを入れ、洗浄液を濯ぎ入れます。
  • 10分ほど漬け込み、水で流します。(お湯がおすすめ)
  • ブレーキディスクに残りの洗浄剤を刷毛塗りします。
  • 5分ほど放置し、水で流します。(お湯がおすすめ)

よくある質問

アルカリ性の洗剤でチェーンの脱脂洗浄をしても良いの?

一部のサイトやyoutubeなどでアルカリ性の洗浄剤で洗浄してはいけないとありますが、それは本当でしょうか? まずは代表的な各社の説明書の表記を見てみましょう。

S社 錆び落としなどのアルカリ性、あるいは酸性の洗浄液は決して使用しないでください。
K社 酸性やアルカリ性の洗剤(サビ落とし用クリーナーなど)は使わないでください。
C社 適切なデグリーザーや洗剤を浸したブラシや布でドライブシステムを十分に洗浄します。

※但し、C社にはクリーニングと注油のためにチェーンを取り外すなとの記載あり。

各社の説明書を見てみると、使えないのは「酸性の洗浄液」と「アルカリ性の洗剤(サビ落とし用クリーナーなど)」となっており、アルカリ性のディグリーザーを使うなとは書かれていません。みなさん誤解されているようですが、通常のアルカリ性のディグリーザーとアルカリ性のサビ落としクリーナーでは成分や目的が全く違います。

では何故、酸性のクリーナーは問題なのでしょうか? 酸性が強い(Ph値が低い)とは溶液中の水素原子の数が多いことを表します。この水素原子が金属中に入り込み金属を脆くします。
水素脆化はアルカリ性でもアルカリ性亜鉛メッキ浴や電解槽など特殊な環境下で起こることがありますが、一般的な洗浄や脱脂で起こることはありません。

ベアリングの洗浄脱脂に使える?

鋼鉄製・ステンレス製のベアリングの洗浄・脱脂にも問題なく使えます。但し、樹脂製のベアリングの場合は、使われている樹脂によっては、アルカリ性に反応するものもあります。使われている素材をよくご確認ください。

チェーン洗浄機は使える?

チェーン洗浄機にもご利用いただけます。但し、チェーン洗浄機から飛び散った飛沫がアルミ製品のアルマイトを脱色・変色させる場合がありますので、目立たないところでテストしてお使いください。チェーン洗浄機より、チェーンを取り外し洗浄していただくほうが、周囲を汚さず。手早く綺麗にすることができるのでオススメです。

テフロンのコーティングに影響はない?

テフロン自体、アルカリ性に対して強い素材です。チェーンに加工されたテフロンコートを攻撃することはありません。安心してお使いいただけます。

アルミ部品に使える?

一般的な酸性やアルカリの洗剤ではアルミを腐食させてしまいますが、「チェーンディグリーザーの素」では特殊配合の成分により、アルミ部品の腐食を起こさせません。但し、着色アルマイトの染料によっては脱色・変色する場合がありますので、目立たないところでテストをしてお使いください。

水では洗えないの?

水でもご利用いただけます。但し、アルカリの洗浄力を上げるためには、一定以上に温度を上げることが必要です。できれば40度以上のお湯で洗浄してください。


注意事項

使用上の注意

  • 粉じん・煙・ガス・ミスト・蒸気・スプレーを吸入しないこと。
  • 取扱い後は手洗、うがいを充分行い、付着物を落とすこと。
  • 保護手袋、保護衣、保護眼鏡、保護面を着用すること。
  • 汚染された作業衣は作業場から出さないこと。
  • この製品を使用する時に、飲食または喫煙をしないこと。
  • 必要な時以外は、環境への放出を避けること。
  • アルマイト処理の製品に付着すると変色の恐れがあります。

危険情報

  • この商品はチェーン・スプロケット専用ディグリーザーです。
  • アルカリ性の薬品ですので吸引及び飲み込むと有害です。
  • 目および皮膚・粘膜を激しく刺激します。
  • 生殖能及び胎児への悪影響の恐れがあります。
  • 河川への流失は水生環境に悪影響を与えます。
  • 酸・非鉄金属と接触すると激しく反応します。
  • 他の薬品と混ぜると、飛散したり有害なガスを発生します。

応急処置

  • この製品が皮膚に触れた場合、直ちに水を流しながら
    皮膚の刺激やぬるぬるする感じがなくなるまで洗浄する。
  • 炎症を起こしたり、刺激が続くようであれば、医療処置を受ける。
  • 目に入った場合は直ちに清浄な水で洗浄を始め、
    15分以上洗顔する。瞼の裏まで完全に洗い医師の診断、手当てを受ける。
  • 誤飲した場合は多量の水でよく口の中を洗い、
    コップ1〜2杯の水又は牛乳を与えて胃内で薄め医師の手当てを受ける。